犯罪捜査ドラマ『BOSCH/ボッシュ』、シーズン3製作段階でシーズン4更新が決定

累計5000万部以上を売り上げたベストセラー作家マイクル・コナリーの世界的ヒット小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」を原作とした犯罪捜査ドラマ『BOSCH/ボッシュ』。2014年にスタートしたAmazonのオリジナルドラマが、シーズン3製作段階で早くもシーズン4へ更新することが分かった。米Varietyなどが報じている。

優秀な刑事でありながら一匹狼タイプで周囲と衝突することもある主人公、ハリー・ボッシュを演じるのは、『サンズ・オブ・アナーキー』のタイタス・ウェリヴァー。今年4月にシーズン3製作を発表していた本作は、現在、2017年より配信される同シーズンの製作を進めているところ。Netflixと同じくAmazonも同コンテンツで配信するオリジナルドラマや映画の視聴者データを公表していないが、Varietyによればシーズン2の評価は5点満点のうち平均4.8で、採点した4万人以上のうち84%が5点満点をつけたという。

Amazonスタジオのロイ・プライス副社長は、「Amazonプライムの会員は、仕事や私生活での様々な問題に立ち向かうハリー・ボッシュ刑事の物語を楽しんでいます。これから始まるシーズン3以降も本作が続いていくことを皆さんにお伝えできて嬉しいです」とコメント。製作も務める原作者コナリーも、「言葉にできないくらい幸せです。これからもっと登場人物たちについて掘り下げていけるなんて素晴らしいです。チームのみんなが懸命に働いて最もリアルな刑事ドラマを作り上げていることが、多くの視聴者に受け入れられている理由だと思います」と述べている。

主演のタイタスのほかには、ジェイミー・ヘクター(『THE WIRE/ザ・ワイヤー』)、エイミー・アキノ(『ER 緊急救命室』)、ランス・レディック(『FRINGE/フリンジ』)、サラ・クラーク(『24 -TWENTY FOUR-』)、マディソン・リンツ(『ウォーキング・デッド』)などが出演。製作には、『THE WIRE』『LAW & ORDER』といった犯罪ドラマのコンサルティングプロデューサーや、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』『アフェア 情事の行方』などの脚本家として活躍するエリック・オーヴァーマイヤー、ピートル・ヤン・ブルッヘ(『ヒート』)も参加している。

『BOSCH/ボッシュ』はシーズン1〜2がAmazonプライムにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:タイタス・ウェリヴァー
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