『グッド・ワイフ』『オデッセイ』リドリー・スコットが法廷ドラマを制作へ

米CBSが、同局で大ヒットしたリーガルドラマ『グッド・ワイフ』で製作総指揮を務めたリドリー・スコットとデヴィッド・W・ザッカー、そして『ザ・フォロイング』などを担当した脚本家のブレット・マホーニーらとともに新たな法廷ドラマを製作することが明らかになった。米Varietyが報じている。

『Mrs. V. Mr.(原題)』と題されるこの企画は、LAで活躍する実力のある有名な被告人側弁護士と、そんな弁護士と対立する地方検事局長が主人公の物語。法廷ではいつも争いを繰り広げる二人だが、外に出ればおしどり夫婦として知られており、三人のヤンチャな子供たちを育てるために自分たちの争いを保留して奮闘する姿を描く。

パイロット版の脚本を手掛け、スコット&ザッカーと共に製作総指揮も務めるマホーニーだが、これまでCBSの作品では、リブート版『冒険野郎マクガイバー』や医療ドラマ『Code Black(原題)』などに携わり、これからはジョン・グリシャムのベストセラー小説を映画化した『レインメーカー』のTVシリーズ化企画に参加する予定。スコット&ザッカーもCBSでの仕事は長く、2005年から2010年まで放送された『NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』や、つい先日打ち切りが決定した新ドラマ『BrainDead(原題)』でも製作総指揮を務めた。(海外ドラマNAVI)

Photo:リドリー・スコット
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