『トゥルーブラッド』のアレクサンダー・スカルスガルドと『アントマン』のマイケル・ペーニャが極悪警官コンビを演じるクライム・コメディ『War on Everyone(原題)』の邦題が『バッドガイズ!!』に決定し、2017年2月に公開される。
ニューメキシコ州アルバカーキ。酒とカントリー音楽をこよなく愛する警官のテリーは、おしゃべりな相棒のボブと職務につとめていた。悪人を見つけては脅迫し、殴り、くすねたドラッグを嗜む。バッジを盾に"独自の流儀"で仕事を行う彼らは、犯罪者顔負けのワルなのだ。ある時、二人は怪しいストリップ・クラブの経営者をゆすりにかける。だが、そのバックに裏社会を牛耳る謎の英国人がいたことで、事態は思わぬ方向へ――。
喧嘩っ早さと口の悪さがトレードマークの"悪人以上にワル"な警官コンビを演じるのは、今最も熱い旬の俳優アレクサンダーとマイケル。アレクサンダーは『ターザン:REBORN』のターザン以上にワイルドで野犬ばりに凶暴な、すぐ殴りすぐ蹴る"ミスター・脳みそ筋肉"をノリノリで演じている。そして、『アントマン』での早口トークが大きな話題を呼んだマイケルは、過激なジョークを連発し、口の減らない"ミスター・マシンガントーク"を好演。おしゃべりの役をやらせたら右に出る者はいないペーニャの真骨頂が発揮されている。
さらに、二人を窮地に陥れる謎の英国人を『ダイバージェント』シリーズのテオ・ジェームズが演じ、その部下役にシックボーイ俳優代表のケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。そして、キュート&セクシーなヒロインを『ウエストワールド』のテッサ・トンプソンが演じている。そんな、『スナッチ』『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』を彷彿とさせる、豪華キャスト大集結のクライム・コメディを手がけたのは、ガイ・リッチー、マシュー・ヴォーンに続く、ブラック&スタイリッシュな英国スピリットを受け継ぐ第3の刺客、ジョン・マイケル・マクドナー。彼が監督&脚本を手掛けた『ザ・ガード ~西部の相棒~』では英国アカデミー賞にノミネートされている。
『バッドガイズ!!』は2017年2月にヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて開催される「未体験ゾーンの映画たち2017」にて上映予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『バッドガイズ!!』
© Reprisal Films / The British Film Institute 2015