『ナポレオン・ソロ』ロバート・ヴォーンが死去

『0011ナポレオン・ソロ』シリーズで知られる名優ロバート・ヴォーンが亡くなったことが分かった。83歳だった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

米TV Lineによると、急性白血病を患っていたロバートは、妻のリンダと、キャシディとケイトリンという二人の子どもたちに囲まれ最期を迎えたという。

ロバートは、1964年からスパイアクション『0011ナポレオン・ソロ』シリーズで主演を務めた。同作は4年間続き、映画やスピンオフも製作されるほどの人気シリーズに。その後も、『特攻野郎Aチーム』や『刑事コロンボ』、『ジェシカおばさんの事件簿』、『華麗なるペテン師たち』、『LAW&ORDER』、『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』など、数々のTVシリーズで活躍。1977年の『権力と陰謀・大統領の密室』ではエミー賞を受賞した。

『ナポレオン・ソロ』シリーズでロバートと共演し、現在は『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で ドナルド・"ダッキー"・マラードを演じているデヴィッド・マッカラムは、「彼の訃報を聞いたばかりで、途方に暮れています。ロバートと僕は何年も一緒に仕事をしていたので、彼が亡くなるということは僕の一部も失ってしまったような気持ちです。リンダと彼の家族にお悔やみ申し上げます」と、TV Lineにコメントを発表した。(海外ドラマNAVI)

Photo:ロバート・ヴォーン
©Mary Evans/amanaimages