『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』原作者の作品がTVシリーズ化へ

ハリウッドのトップ俳優、トム・クルーズとブラッド・ピットが共演した1994年のホラー映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』。その原作者アン・ライスの小説「ヴァンパイア・クロニクルズ」シリーズのTVドラマ化が企画されていることが分かった。米Entertainment Weeklyが報じている。

26日(土)、アンはFacebookを更新し、「ヴァンパイア・クロニクルズ」の上映権を取り戻したことを報告。これにより、制限のないTVシリーズを製作することが可能になった。「レスタトやルイス、アーマンドのために、最もクオリティの高いシリーズを作ることが私の今の夢です。ヴァンパイアの物語全体を語るなら、今のこのTVの新しい黄金期が一番ふさわしいと思います」と、アンは述べている。

アンは息子で作家のクリストファー・ライスとタッグを組んでパイロット版の脚本を執筆するといい、「制限のないシリーズで、本に描いたレスタトの物語を忠実に伝えるために詳しい内容でアウトラインをまとめ、読者が期待する多くのシチュエーションを完璧に再現します」と、気合のこもったコメントをしている。

同シリーズは、現在のところ11作発表されており、今月29日(火)に12作目の「Prince Lestat and the Realms of Atlantis(原題)」が出版される。また、シリーズの内2作が映画化されており、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のほか、2002年にはスチュアート・タウンゼント(『XIII -サーティーン-』)を主演に迎えた『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』が公開されている。

アンとクリストファーは製作総指揮も務める予定とのことで、アンは「The Vampire Lestat(原題)」がシリーズのスタートになることを明かしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に出演していたトム・クルーズ
(C)Hanako Sato/www.HollywoodNewsWire.net