コメディエンヌのエイミー・シューマーが実写版バービーを演じることに!

着せ替え人形バービーの実写版映画『Barbie(原題)』で、人気ドラマ『GIRLS/ガールズ』などで活躍する人気コメディエンヌのエイミー・シューマーが主人公バービーの候補にリストアップされ、現在交渉中であることが分かった。米Deadlineなどが報じている。

本作でエイミーが演じるバービーは、完璧なバービーランドの世界で暮らしていたものの、その世界に馴染めず、何かが違うと感じ始めたことからバービーランドを追い出されてしまう。たどり着いた現実の世界を冒険し、外見がパーフェクトであることよりも自分の個性と、自分自身を信じることが何よりも大事だと気づいていく...という設定になるようだ。

米ソニー・ピクチャーズのもと、『メン・イン・ブラック』シリーズなどを手掛けたウォルター・パークス&ロ-リー・マクドナルド夫妻と、今年公開した女性版『ゴーストバスターズ』のエイミー・パスカルが製作を務め、エイミーは妹のキム・キャラメルとともに、ヒラリー・ウィンストン(『コミ・カレ!』)が執筆した脚本に手直しを加えていくとのこと。映画は2018年夏の公開を予定している。

本作では女性スタッフの採用にこだわっているようで、プロデューサーの三者は長年女性作家たちと仕事をしてきた中で、ウィンストンの才能に惚れ込んだという。また、普段はスタンダップコメディで活躍し、歯に衣着せぬ過激な発言をするエイミーの起用は物議を醸しているようだが、"個性を探す"というテーマの女性による女性のための映画で、臆することなく社会問題を提言できる彼女がバービーを演じることに注目が集まっている。監督に関しても今のところ決まっていないが、製作サイドは女性監督を採用したいと考えており、『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラーク主演の映画『世界一キライなあなたに』でメガホンを取ったテア・シャーロックなどがリストアップされているという。(海外ドラマNAVI)

Photo:エイミー・シューマー
(C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net