人気ラッパーで俳優としても活躍する50セントことカーティス・ジャクソンが、自身が出演するドラマが第74回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされなかったことに気分を害し、「新シーズンで降板する!」と意志を示していることが明らかとなった。米Varietyなどが報じている。
米Starzの犯罪ドラマ『POWER/パワー』にカラン役で出演するとともに、製作総指揮も務める50セントが、同作が作品賞にノミネートされなかったことについて、ゴールデン・グローブ賞のノミネーションを選出するハリウッド外国人映画記者協会を非難した。
今月13日(火)、彼は画像共有サイトInstagramに、飛行機に乗った自身の写真を投稿し、次のようなコメントを添えている。「また移動だよ。ゴールデン・グローブ賞はクソ食らえだ。『POWER』がStarzの目玉シリーズでないことは分かっているが、最も高い視聴率を得ている作品だ。視聴者のことは良く分かっているし、俺はこの作品の契約以外のところでもプロモーションに努めている。シーズン4でカナンは死ななくちゃいけないな。俺には、他にもすることがあるんだ」と書き綴り、自身の演じるキャラクターが劇中で命を落とすことで降板するとの意思を示している。
『POWER』は本国アメリカで今年9月にシーズン3の放送が終わり、すでにシーズン5までの更新が決定しているが、ゴールデン・グローブ賞のみならず、今までメジャーな賞で一度もノミネートを果たしていない。
50セント演じるカナンは、シリーズが進むにつれてストーリーで重要な位置を占めるようになっているため、今回の降板宣言が、シーズン4の展開にどう影響するのか気になるところだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:50セント(カーティス・ジャクソン)
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