『プリティ・ウーマン』ジュリア・ロバーツもTVドラマの世界へ

アカデミー賞俳優もTVドラマに出演することがますます増える中、大物女優ジュリア・ロバーツ(『プリティ・ウーマン』)も同じ道を辿ることが分かった。米Varietyほか多くのメディアが報じている。

彼女が出演するのは、マリア・センプルによるベストセラー小説「Today Will Be Different」を元にしたリミテッドシリーズ。これは、エレノア・フラッドという女性の一日を描いた作品で、気まぐれな旦那や仮病を使う息子の存在もあって人生がうまくいっていない彼女が、"今日こそは何かが変わるはず"と思ってそれまで手をつけていなかったことに挑戦していくというストーリーだ。TVシリーズは「面白くて、同時に心が満たされる物語」になるとのこと。ジュリアは主人公のエレノアを演じる。

原作者のセンプル自らが脚本を執筆し、『her/世界でひとつの彼女』や『アメリカン・ハッスル』のプロデューサーであるメーガン・エリソン率いるアンナプルナ・ピクチャーズが製作を務める。同社がスー・ナエグル(『アウトキャスト』)指揮の下で進めるTV事業として最初の作品になるとのこと。まだどの局で放送されるのかは決まっておらず、事情通の情報によれば2017年に競売にかけられるという。センプル、エリソン、ナエグルとともに主演のジュリアも製作総指揮を手掛ける。

ジュリアはTV映画『ノーマル・ハート』や『特捜刑事マイアミ・バイス』にゲスト出演した経験はあるものの、シリーズものでレギュラーを務めるのは今回が初めて。ここ最近では、ほかにメリル・ストリープ、ロバート・デ・ニーロ、ジュリアン・ムーアなどもドラマ作品への出演が決まっていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジュリア・ロバーツ
(C) Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net