どんな父親も娘の恋人に会う時は複雑な気持ちのはず。そんな瞬間はTVや映画に引っ張りだこの人気俳優にも訪れるようで、大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンは、娘の恋人と顔を合わせる際には同作で演じたウォルター・ホワイトとして対面したいという本音を明かした。米The Wrapが伝えている。
先日、NBCの人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』(『SNL』)に、ウォルター役で出演して話題を集めたブライアン。『ブレイキング・バッド』の世界以外でもウォルターとして登場した彼は、もはや私生活でもウォルターになりきりたいと思うことがあるようで、それが娘の恋人に会う時だという。その理由について、「自分の横に化学実験器具を置いておきたいと思うんだ。それで、"私は数秒で君の身体を分解できるんだ。わかっているね? そのことを覚えておいてくれ"」と、なんとも嫌味な脅迫を楽しみたいからだと、『SNL』放送翌日のインタビューで説明した。
ブライアンは1989年に女優のロビン・ディアデンと結婚。1993年に娘のテイラー・ディアデン・クランストンが誕生した。現在23歳のテイラーだが、両親と同じ演技の道を志し、南カリフォルニア大学で演劇を専攻していた。ブライアンが監督を務めた『ブレイキング・バッド』シーズン3第1話にエキストラとして登場。2013年以降には本格的に女優としての活動を開始し、TVシリーズや映画に出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブライアン・クランストン
(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net