マーベルの大ヒット映画シリーズ『キャプテン・アメリカ』で主人公を演じるクリス・エヴァンスが主演を務める新作映画『Jekyll(原題)』で、『L.A. ギャング ストーリー』のルーベン・フライシャーが監督を務めることが分かった。米Deadlineが報じている。
本作は、英BBCで2007年に制作されたサスペンスシリーズ『ジキル』をもとにした映画であり、このオリジナルドラマは、ロバート・ルイス・スティーヴンソンによる二重人格を描いた小説「ジキル博士とハイド氏」をアレンジして製作されていた。クリスが本作の主演に抜擢されたことは、今年の7月にすでに報じられており、彼はオリジナル版でジェームズ・ネスビット(『ホビット』シリーズ)が演じたドクター・トム・ジャックマンに扮する。
このほど監督に選ばれたフライシャーは、2009年にカルト映画『ゾンビランド』でメガホンを取り、製作費2300万ドル(約27億円)から1億200万ドル(約120億円)の興行収入を生みだした。現在ほどの知名度はなかったエマ・ストーン(『アメイジング・スパイダーマン』)やジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)らのブレイク、そしてウディ・ハレルソンの再ブレイクを後押し、現在はこの映画の続編製作にも尽力しているという。
製作は『ブリッジ・オブ・スパイ』を手掛けたマーク・プラット他、人気司会者として知られるエレン・デジェネレスや、人気スパイアクション映画『コードネーム U.N.C.L.E.』の原案ジェフ・クリーマンら。脚本はスティーヴン・モファット(『ドクター・フー』)が書いたオリジナル版をベースに『ナイスガイズ!』のアンソニー・バガロッジとチャック・モンドライが執筆する。(海外ドラマNAVI)
Photo:クリス・エヴァンス
(C) Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net