先日お伝えしたTIME誌が選んだ「2017年スタートの注目の新TVシリーズ」10選のうち、今回は後半の5作品をご紹介。日本でも早く見られることを願うばかりだ。
『Taken(原題)』
フランスのヒットメーカー、リュック・ベッソンが製作と脚本を手掛け、3本作られた映画シリーズ『96時間』の前日譚を描くTVシリーズ。このドラマ版では、映画でリーアム・ニーソンが演じた家族の危機を救う無敵の父ブライアンが結婚する以前、まだ若い頃にCIAの秘密工作員として採用され、いかにしてその強さや特殊なスキルを習得していったかが明かされる。米NBCにて2017年2月27日より放送開始予定。
『Marvel アイアン・フィスト』
マーベル・コミックのキャラクターを主人公としたNetflixのドラマシリーズ第4弾。主人公は、アイアン・フィストなる神秘的な力を与えられたカンフーの達人、ダニエル・ランド。幼い頃、家族とともにクン・ルンと呼ばれる神秘に包まれた都市まで旅をしたダニエルが、武術とアイアン・フィストの力を得て、大人になってからニューヨークへ舞い戻る。こうして、彼は特殊な能力を使い、街を堕落させている犯罪組織と対決する―。主役ダニエルを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』のロラス・タイレル役で知られるフィン・ジョーンズ。Netflixにて2017年3月17日より配信開始予定。
『Star Trek: Discovery(原題)』
大人気SFアドベンチャー『スター・トレック』シリーズの新作ドラマ。詳細は明かされていないが、キャスティングではより"多様性"を意識しているといい、女性艦長役にミシェル・ヨー(『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』)、宇宙における菌類の専門家で、同性愛者であるスタメッツ航海士役にアンソニー・ラップ(、『RENT/レント』)がすでに選ばれている。また、主人公はソネクア・マーティン=グリーン(『ウォーキング・デッド』)に決まったという報道もある。米CBS All Accessにて2017年5月より配信開始予定。
『Feud(原題)』
『アメリカン・ホラー・ストーリー』『アメリカン・クライム・ストーリー』に次いで、ライアン・マーフィーが手掛ける3本目のアンソロジー。シーズンごとに語り継がれる確執にスポットを当て、シーズン1では1962年の映画『何がジェーンに起ったか?』で共演した女優ジョーン・クロフォード(ジェシカ・ラング)とベティ・デイヴィス(スーザン・サランドン)の反目が描かれる。ジェシカ、スーザンのほか、サラ・ポールソン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、キャシー・ベイツらベテラン女優たちが出演する。米FXにて2017年放送予定。
『ツイン・ピークス』
鬼才デヴィッド・リンチが手掛け、1990年代にカルト的人気を誇った『ツイン・ピークス』がついに復活。総勢217名の出演者がすでに発表されており、オリジナル版からFBI捜査官デイル・クーパー役のカイル・マクラクランやDEA捜査官デニス役のデヴィッド・ドゥカブニーらが復活するほか、新キャストとしてナオミ・ワッツ(『21グラム』)、マイケル・セラ(『ブル~ス一家は大暴走!』)、ジェームズ・ベルーシ(『HERO 野望の代償』)、アマンダ・セイフライド(『レ・ミゼラブル』)らが登場する。米Showtimeにて2017年放送予定。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ツイン・ピークス』