『SHERLOCK』シーズン4、本国イギリスで視聴率トップに

2017年1月1日、英BBCにて本編としては約3年ぶりに新たなエピソードが放送された人気ミステリー『SHERLOCK/シャーロック』。その注目エピソード「The Six Thatchers」は視聴者数810万人と、同日イギリスで放送されたTV番組として最高の数字を記録したことが分かった。米Deadlineなどが報じている。

この810万人という数字は、昨年のクリスマスに記録したエリザベス女王からのクリスマスメッセージよりも高い。ただし同シリーズの特別編『~忌まわしき花嫁』はわずかながら下回るほか、シリーズ最高の視聴者数を誇るシーズン3第1話「空の霊柩車」に比べると110万人ほどダウン。とはいえ、反響は概ね好意的で、長らく待った甲斐があると言われているという。

なお、このシーズン4について、主演のベネディクト・カンバーバッチは以前、伏線を回収する内容になるとコメント。「いくつかの伏線は、長期にわたり綿密に企てられている。このシリーズがどう始まったかにも関係していて、全てが上手く明かされることになるよ。以前はそれぞれのエピソードが独立していたから全話を見なくても理解できたけど、新シーズンはまるで『SHERLOCK』のジャングルにツルの枝が張りめぐらされている状態だから、しっかり理解するには全話を見なければならない。でも、シーズンを通して見れば、結果的にかなり満足できるんじゃないかな」と、一話たりとも見逃せない内容だと語っており、今後さらに数字が上がるかもしれない。

『SHERLOCK』シーズン4の第2話「The Lying Detective」は英BBCにて1月8日、シーズンフィナーレとなる第3話「The Final Problem」は1月15日放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SHERLOCK/シャーロック』
(C) Hartswood Films 2013