『バーン・ノーティス』クリエイターが手掛ける『X-MEN』TVシリーズ版、ついに実現?

マーベル・コミック『X-MEN』を題材とするTVシリーズの企画が、米FOXにて始動したというニュースを以前当サイトでもお伝えしたが、『X-MEN』の世界をお茶の間で楽しめる日が順調に近づいているようだ。英Digital Spyが伝えている。

昨夏明らかになったこの企画は、20世紀フォックス・テレビジョンとマーベル・テレビジョンの共同制作となり、『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のクリエイター、マット・ニックスが脚本と製作総指揮を担う。このほか製作総指揮には、『X-MEN』映画を動かしてきたローレン・シュラー・ドナー、ブライアン・シンガー、サイモン・キンバーグ、そしてマーベル・テレビジョンを率いるジェフ・ローブなども名を連ねている。

現地時間の11日(水)、カリフォルニア州パセデナで開催されたテレビ批評家協会(TCA)主催のプレスツアーに出席したFOXのゲイリー・ニューマン社長は、素晴らしい脚本が仕上がっており、すぐにでも進めていきたいと企画の進展を報告した。現在は水面下でキャステングも行われているという。FOXテレビジョン・グループのダナ・ウォルデンCEOは、昨年7月に『X-MEN』のTVシリーズ化が報じられた際に、映画でもよく知られているキャラクターたちがTV版にも登場する予定であることを明かしていた。

また、米FXでは『X-MEN』シリーズの設定をベースに実写化したTVシリーズ『レギオン』を現在製作している。マーベルのコミックに登場するミュータント集団X-MENの創設者プロフェッサーX(=チャールズ・エグゼビア)と、ホロコーストの生き残りであるガブリエル・ホーラーの間に生まれた息子デヴィッド(ダン・スティーヴンス『ダウントン・アビー』)が主人公だ。2017年2月9日(木)23:00よりFOXにて日本初放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画版『X-MEN』でウルヴァリン役を務めるヒュー・ジャックマン
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