ナショナル・シアター・ライヴ『戦火の馬』『ザ・オーディエンス』アンコール上映決定!

演劇界最高峰の英国ロイヤル・ナショナル・シアターが、世界で上演された舞台の中から特に話題となった演目を映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライヴ」(以下、NTL)。その中から、『戦火の馬』と『ザ・オーディエンス』が2017年初のアンコール上映となることが決まった。

『戦火の馬』は、スティーヴン・スピルバーグ監督がメガホンを取り、ベネディクト・カンバーバッチやトム・ヒドルストンが出演した同名映画でも知られる。一方の『ザ・オーディエンス』は、先日発表された第74回ゴールデン・グローブ賞で2部門(作品賞・主演女優賞)を受賞した歴史ドラマ『ザ・クラウン』の元となった舞台だ。劇場のスクリーンのみで楽しむことができるNTLをお見逃しなく!

上映スケジュールは以下の通り。

■『戦火の馬』
1月21日(土)~2月3日(金)...塚口サンサン劇場(兵庫県尼崎市)
2月25日(土)~3月3日(金)...YEBISU GARDEN CINEMA(東京都渋谷区)
戦時中、軍馬として徴用された馬がたどる数奇な運命とは? パペットで馬の存在感を見事に表現するなど創造的で力強い舞台は、ローレンス・オリヴィエ賞、イヴニング・スタンダード賞、批評家サークル賞に輝いたほか、タイムズ紙の「10年間の最優秀劇場公演」に選出された。スティーヴン・スピルバーグ監督により映画版が製作され、2014年には来日公演も行われている。
演出:マリアンヌ・エリオット、トム・モリス
主演:シオン・ダニエル・ヤング

■『ザ・オーディエンス』
3月4日(土)~3月10日(金)...YEBISU GARDEN CINEMA(東京都渋谷区)
映画『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンが再びエリザベス2世に扮し、本来なら一般人は見ることのできない、女王と国の歴代総理大臣たちとの謁見が繰り広げられるドラマ劇。脚本家ピーター・モーガン(『クィーン』)と演出家スティーヴン・ダルドリー(『リトル・ダンサー』『めぐり逢う時間』)は、この舞台にインスパイアされて歴史ドラマ『ザ・クラウン』を製作した。
演出:スティーヴン・ダルドリー
主演:ヘレン・ミレン

(海外ドラマNAVI)

Photo:『戦火の馬』
(C) Brinkohff Mogenburg