ジェシカ・ビール、主演と製作を務める新アンソロジーシリーズでTVへカムバック

歌手のジャスティン・ティンバーレイクを夫に持ち、ティーンの頃からテレビや舞台で活躍してきた若手実力派女優のジェシカ・ビール(『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』『特攻野郎Aチーム』)が、米ケーブル局USA Networkで放送される犯罪サスペンスドラマ『The Sinner(原題)』に主演することがわかった。

米Hollywood Reporterらによると、同作でジェシカは製作総指揮としても名を連ねることになるという。「ケルンのアガサ・クリスティー」とも呼ばれるドイツ人の人気推理作家ペトラ・ハメスファールによる同名のベストセラーを原作とする1時間のこのドラマは、ジェシカ演じる若い母親が主人公だ。公の場で暴力行為を犯すその母親だが、彼女自身も自分のそのような行動の理由がわからないでいる。そしてその事件が、ビル・プルマン(『めぐり逢えたら』)演じる一匹狼的な捜査官の興味を引き、さらには彼女の行動の動機解明に執着するようになり、二人で母親の精神や"過去"に関する隠された秘密を探っていくようになるというストーリー。

ジェシカは11シーズンも続き、自身を一躍若手トップ女優にした大人気シリーズ『7th Heaven(原題)』のシーズン10(2006年放送)を最後にテレビ業界からは遠ざかっていたが、本作で10年以上ぶりにテレビドラマに復帰することになる。パイロット版の脚本はデレク・シモンズ(『When We Rise(原題)』、そして監督はアントニオ・カンポス(『マーサ、あるいはマーシー・メイ』が指揮をとる。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェシカ・ビール
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