米NBC、ビル・マーレイ主演『おつむて・ん・て・ん・クリニック』を女性版でドラマ化

米NBCが1991年のコメディ映画『おつむて・ん・て・ん・クリニック』をTVシリーズ化し、このほどパイロットを製作することを発表した。米Varietyが報じている。

オリジナル映画は様々な恐怖症を抱えた主人公が精神科の主治医にまとわりつき、やがて二人の立場が逆転していくというブラックコメディ。主人公ボブをビル、精神科のマーヴィン医師をリチャード・ドレイファスが熱演し、興行収入は6800万ドル(約78億円)を超えた。

今回NBCが製作するドラマ版は主要人物を女性に置き換え、心療内科医が最も横柄な患者と縁を切ろうとするものの上手くいかず、さらにはいらいらさせる家族とまで関わってしまう、という展開を描く。脚本&製作総指揮のジョー・ポートとジョー・ワイズマンは、多くの作品を共に手掛けてきたコンビで、米CBSの『クレイジーワン ぶっ飛び広告代理店』や『The Odd Couple(原題)』、米ABCの『Last Man Standing(原題)』、米FOXの『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』などに名を連ねてきた。

昨秋からスタートした新ドラマにも映画からのTV化作品は多く、FOXの『エクソシスト』や『リーサル・ウェポン』、米CWの『Frequency(原題)』などがある。(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・マーレイ
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