ジェニファー・コネリー、日本の漫画原作のジェームズ・キャメロン製作映画に出演

大ヒットを記録した映画『タイタニック』や『アバター』を知られるジェームズ・キャメロン製作のハリウッド映画『Alita : Battle Angel(原題)』にアカデミー賞受賞女優のジェニファー・コネリー(『ビューティフル・マインド』)が出演することが決まったと米Hollywood Reporterらが報じた。

同作は、1990年からビジネスジャンプで連載された木城ゆきとのSF漫画「銃夢」が原作。1993年にはアニメ版も製作されている。キャメロン監督は、15年ほど前からこの作品に目をつけ、2000年には同タイトルでドメインまで取得していた。しかしその後、『アバター』の製作が先になったため、『Alita : Battle Angel』はそのまま放置となったが、多忙なキャメロンが監督を諦め製作総指揮にまわり、ロバート・ロドリゲス(『シン・シティ』シリーズ)が監督を務めることでプロジェクトが本格的に再スタートした。

舞台は26世紀。くず鉄町で医師イド・ダイスケ(英語名はダイソン)に発見された記憶のないサイボーグ少女(Alita) が、賞金稼ぎとして戦いながら、自分が何者なのかを見つけ出す冒険の物語だ。

主役Alitaには、『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール、医師のイド・ダイソンには、アカデミー賞受賞俳優のクリストフ・ヴァルツ(『ジャンゴ 繋がれざる者』)、Alitaの初恋の相手に、『フォスター家の事情』のキーアン・ジョンソン、そして『ムーンライト』で本年度アカデミー賞助演男優賞候補のマハーシャラ・アリが、モーターボールというスポーツを仕切っている男性を演じる。ジェニファーは、悪役の一人を演じることになっているが、具体的な名前や役どころはまだ公表されていない。

『Alita:Battle Angel』は、2018年7月20日より全米公開予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジェニファー・コネリー
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