トム・クルーズ、最愛の母が80歳で死去

『ミッション:インポッシブル』シリーズや『マイノリティー・リポート』など数々のヒット映画への出演で知られるトム・クルーズ。レッドカーペットでも一緒にいる姿を見せていた最愛の母、メアリー・リー・サウスさんが80歳で死去した。

先週、メアリーさんは就寝中に安らかに息を引きとり、葬儀はトムの地元のサイエントロジーの教会で週末に厳かに行われたと米msnらが報じた。トムは、二人の姉リー・アンさん(57歳)とキャスさん(55歳)、そして妹のマリアンさん(52歳)らと共に、メアリーさんを見送ったとのこと。近年は健康問題を抱えていたと報道されていた。

ケンタッキー州ルイヴィル生まれのメアリーさんは、エンジニアのトーマス・クルーズ・メイポーザー3世と結婚。しかし、トムが12歳の時に離婚しており、後の2006年にトムは父親のことを「人をいじめる人間だった」と米Peopleに明かしている。

トムの俳優業をサポートしていたことで知られるメアリーさん自身も若い時から俳優業に興味を持っていたものの、その道は実現せず。トムに地元の劇団に入るのを勧めたのはメアリーさんだったそうだ。のちに、高校の演劇を観劇した際、"この子には才能がある"と確信したと語っている。「(トムに才能があるということを)わかった時の感情は、表現しきれないわ。ただただ、突然、ものすごい才能を見たという信じられないような経験だったのよ」と1986年にローリングストーン誌に明かしていた。

トムを支え続けたメアリーさんのご冥福を祈りたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:トム・クルーズ
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