『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン7はトランプ大統領がテーマに

『Glee/グリー』を筆頭に人気シリーズを続々と生み出しているヒットメーカー、ライアン・マーフィーとブラッド・ファルチャックが手掛ける『アメリカン・ホラー・ストーリー(以下、アメホラ)』。このほどトーク番組に出演したマーフィーが今秋スタート予定のシーズン7について言及した。米Varietyが報じている。

現地時間の15日(水)夜、アンディ・コーエンがホストを務めるトーク番組『Watch What Happens Live(原題)』に出演したマーフィーは、番組の中で新シーズンの展望を明かした。「まだタイトルは決まっていないが、6月には撮影を始める予定で、昨年行われた大統領選挙について描くよ。多くの人が興味を持ってくれると思う」

コーエンがトランプ大統領をイメージしたキャラクターが登場するのかと問えば、「たぶんね」とマーフィーは答えた。本作は実際に起きた事件や現象を参考にシーズン毎に様々な怪奇事件を取り入れているが、これまでは放送開始の直前まで各シーズンのテーマは秘密にされていただけに、新シーズンのテーマについてこの時期に明かされることは非常に珍しいのだ。

シーズン7には、シーズン1から出演しているサラ・ポールソンとエヴァン・ピーターズが続投することがすでに発表されており、また、1月にはシーズン9までの製作も正式に決定した。

人気クリエイターのマーフィーは『アメホラ』以外にも、新ドラマ『Feud(原題)』と『アメリカン・クライム・ストーリー』と、米FXにて3本のアンソロジーシリーズを手掛けている。『Feud』はシーズンごとに語り継がれる確執にスポットを当て、3月5日からスタートするシーズン1では1962年の映画『何がジェーンに起ったか?』で共演した女優ジョーン・クロフォード(ジェシカ・ラング)とベティ・デイヴィス(スーザン・サランドン)の反目が描かれる。一方『アメリカン・クライム・ストーリー』は実際に米国で起こった事件について綴るシリーズで、2018年に放送予定のシーズン2は米国南東部を襲い、観測史上最大級の被害をもたらしたハリケーン・カトリーナを取り上げる。(海外ドラマNAVI)

Photo:ライアン・マーフィー
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