世界中で大ヒットしているファンタジー大河ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン4のナイツ・ウォッチと野人たちとの戦いにおいて、巨人のマグ・ザ・マイティーを演じていたイギリス出身の俳優、ニール・フィングルトン。彼が2月25日(土)、36歳の若さで亡くなっていたことが明らかとなった。
米Varietyなどによると、ニールの死因は心臓疾患によるものだったとのこと。ニールの身長は、2m32.6cm。イギリスで最も背の高い人物として、2007年の夏、ギネス記録に登録されている。16歳の時、アメリカのコネチカット州のバスケットボールキャンプに参加したことがきっかけで、アメリカの高校に進学することを決意し、その後マサチューセッツ州ウースターのカトリック系の高校に進学した。その身長を生かして高校時代はバスケットボールで活躍し、2005年にNBAプロデビューを果たした。怪我のため2007年に引退を強いられたが、すぐにキャリア変更を考えて演技の勉強を始めた彼は、キアヌ・リーブス主演の『47RONIN』のほか、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『ドクター・フー』など数々の映画やドラマで活躍し、その高身長を生かした個性派俳優として注目された。
「長身クラブ」というアカウント名のFacebookページには「残念なお知らせですが、イギリスの大男、ニール・フィングルトンが先週土曜日に亡くなりました。彼のご冥福をお祈りいたします」というコメントが載せられている。バスケットボールプレイヤーとしても俳優としても我々を楽しませてくれたニールの冥福を心より祈りたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風』
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