『美女と野獣』USプレミアに豪華スタッフ&キャストが登場!

アニメーション史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた『美女と野獣』を、ディズニーが珠玉の名曲と共に完全実写化した『美女と野獣』。3月17日(金)の全米公開を控えUSプレミアが現地時間2日(木)に開催された。

会場の前には、今作を彩る豪華キャスト陣を会場へと導いていく映画の世界を再現したような気品ある深い紅のカーペットが敷かれた。まず登場したのは、野獣の宿敵・ガストン役のルーク・エヴァンスと彼の子分的存在ル・フゥ役のジョシュ・ギャッド。劇中でも息の合った歌声を披露しているこの二人の歌う「Be Our Guest」でプレミアは華やかに幕を開けた! 続いて、ベルを心から愛したことで"真実の愛"に出会い、本来の自分を取り戻していく美しい王子「野獣」役、ダン・スティーヴンスが登場。綺麗なブルーの瞳によく似合う、深いグリーンの色のスーツにペイズリー柄のカラフルなネクタイで現れたダンは、「野獣を演じたことは、全てにおいて素晴らしいチャレンジだった。オリジナルの楽曲が素晴らしいので、新曲を歌うことに責任を感じたよ。アラン・メンケンの才能をたっぷり感じてもらえる楽曲なので、劇場でそれを感じてほしいな」と語った。

また、偉大なミュージシャンも参加! 26年前に「美女と野獣」を歌い、今回エンド・ソングを歌うセリーヌ・ディオンは右肩に大きなフリルをあしらったラベンダー色のタイトなドレスで登場。「今日は参加できて嬉しいわ。オリジナル・バージョンは私にとって本当にエモーショナルな作品でした。こんなに早く時が過ぎるなんて信じられないわ。26年前に戻って私自身に「『美女と野獣』で歌うのよ!」と言いたいわ。きっと『また?』っていうでしょうね」とその心境を明かした。そして、アリアナ・グランデと主題歌「美女と野獣」をデュエットしたジョン・レジェンドは「セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンが、本当に素晴らしい楽曲を残してくれたから、僕らは自身のスタイルで、僕らの声で、ただ、僕らのバージョンを作り上げようとしたんだ。そうなっていたらいいなと思うよ」と、主題歌にかける思いを語った。

そして、一層大きな歓声の中、待ちに待ったエマ・ワトソンの登場! 背中と肩を大胆に露出したオールブラックのオールインワンにバラがあしらわれたベルトでシックにコーディネート。洗練されたエマからは、ハーマイオニー役の時のような幼さは薄れ、知性と美を兼ね揃えたベル同様に輝いていた。「ベルに一番刺激を受けたのは、他のヒロインと比べて安定を求めていないところ。広い世界を見て、旅してみたいの。そんな彼女に何か新しさを感じたの。他の人とは少し違うから、そんなところが大好きなの。ベルは人を表面だけ見るのではなく、どんな状況でも自分の視点を持てる人なの。人に思いやりを持つことができて、同情心があって、しかも疑問も抱けるベルだからこそ、観客もベルを大好きなんだと思うの」と魅力を語った。

『美女と野獣』は4月21日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『美女と野獣』USプレミア、セリーヌ・ディオン、エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス
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