リサ・クドロー、『フレンズ』復活版が実現しない理由とは?

『フルハウス』が約20年ぶりに、『ギルモア・ガールズ』が約10年ぶりに続編が製作された現在、最もヒットしたシットコムの一作と知られる『フレンズ』も復活版の実現が期待されている。今回、同作でフィービーを演じたリサ・クドローがトーク番組に出演し、復活版の可能性について言及した。米Hellogigglesが伝えている。

現地時間の先月28日(火)、リサは米NBCの情報番組『Today Show(原題)』に出演。同番組のキャスターで『フレンズ』の大ファンだというサバンナ・ガスリーが続編製作について問いかけると、「個人的に"No"ね。でも私たちはプライベートで集まって一緒に食事を楽しんでいるのよ」と、『フレンズ』の復活には難色を示した。「もし私が"復活版はない"と言って、本当に実現しなかったとしてもみんなをがっかりさせないでしょ?だから期待させることは言わないわ」

レイチェル役のジェニファー・アニストン、モニカ役のコートニー・コックス、ジョーイ役のマット・ルブラン、チャンドラー役のマシュー・ペリー、ロス役のデヴィッド・シュワイマーらとの食事会については、「本当に楽しかったのよ。良い時間を過ごせたわ。私たちは陽気になってずっと笑っていたわね」と語り、彼らとの再会を心から楽しんだ様子のリサだが、復活版には否定的な理由は、「難しいと思うのよね。面白いとは思うわ、でも何について描くのかしら。考えてみて。私たちがあのドラマを好きだったのは、みんなが20代であの頃はお互いが家族のような存在だったからよ。でも今はみんなそれぞれ家族がいるわ。そこに何かやる価値があるかしら?」と、あの年代だったからこそやる意味があったのだと語り、「(中年になった)自分を見たくはないわ」と本音を明かした。

確かに、と納得させられる理由ではあるものの、どんな形であれその後のみんなの姿が見たい!と思うのがファンの心理。いつか「復活版製作決定!」のニュースをお届けできることを願いたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:リサ・クドロー
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