『タイタニック』故ビル・パクストン、正式な死因が明らかに

2月25日、『タイタニック』や『アポロ13』など数多くの映画やドラマで活躍し、61歳で逝去したビル・パクストンの正式な死因が明らかとなった。米E!Onlineなどが報じている。

2月14日にビルは、心臓の弁置換術と大動脈瘤の治療を目的とした手術を受け、1週間後に再び発症した大動脈瘤による脳卒中で亡くなったことが死亡診断書に記述されていたとのこと。大動脈瘤とは心臓弁幕動脈が部分的に大きくなる症状で、彼はロサンゼルスのシーダーズ・サイナイ・メディカルセンターで息を引き取った。

ビルの突然の死を受けて、驚きと悲しみを隠せない元共演者たちから数多くの追悼の言葉が寄せられている。『マイティ・ジョー』で彼と共演したシャーリーズ・セロンは、「ビルの家族に心からの愛を送りたいと思います」とツイート。『アポロ13』の共演者トム・ハンクスは、「ビルは素晴らしいとしか言いようがない人だった。本当に素晴らしい人だった」と哀悼の言葉を贈っている。

ビルは、映画『トレーニング デイ』をドラマ化した米CBSの新作ドラマ『Training Day(原題)』に主演し、米国で2月7日にプレミア放送されたばかりだった。同局は、本シリーズを継続するかどうかについて明かしておらず、3月2日に放送されたエピソードではビルの追悼映像が冒頭に組み込まれると報じられていた。

数多くの映画&ドラマファンに素晴らしい作品を届け、61歳という若さで亡くなったビルの冥福を心よりお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・パクストン
(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net