現地時間18日(土)にロサンゼルスで開催されたPaleyFestに、米CWの『ARROW/アロー』、『THE FLASH/フラッシュ』、『SUPERGIRL/スーパーガール』、『レジェンド・オブ・トゥモロー』の面々が一堂に会した。そこでスティーヴン・アメル(アロー役)やグラント・ガスティン(フラッシュ役)らが明かした裏話を米Entertainment Tonightが紹介している。
(本記事はネタばれを含みますのでご注意ください)
■『ARROW』
1.『ARROW』は今シーズンの途中でシリーズ通算100話目を迎えた。主演のスティーヴンはDCドラマ4作が現在バンクーバーに拠点を置いて順調に撮影できているのは、『ヤング・スーパーマン』が同地での撮影の礎を築いてくれたからだと語り、「100話目を迎えられたことを本当に誇りに思っているし、200話までの道のりも簡単に越えられるんじゃないかって感じているよ」とコメントした。
2.『ARROW』ファンにとって気になるのが、オリバーとフェリシティ(エミリー・ベット・リッカーズ)通称"オリシティ"の関係性について。シーズン5現在ではなかなか距離を縮められずにいる二人についてスティーヴンは、「まだまだ上手くいくとは言えないけど、二人の本当にかっこいいシーンが幾つか出てくるんだ」と答え、希望を与えた。
■『THE FLASH』
3.現地時間21日(火)放送の『SUPERGIRL』とのミュージカル調クロスオーバーは、『バフィー~恋する十字架~』のクリエイター、ジョス・ウェドンからインスパイアを受けたという。『バフィー』にはサイレントエピソードやミュージカルエピソードなど、時折一風変わったエピソードが製作されていた。
4.DCの世界では、超人的な戦闘能力や、特殊能力、異星人など、普通の人間ではないキャラクターが大多数を占めている。その中で何のパワーも持たない一人、アイリス・ウェスト役のキャンディス・パットンは、自分が"普通"であることには意味があると明言。「スーパーヒューマンのドラマでアイリスが人間らしくいることが好きなの。バリーというスーパーヒーローの物語において、(普通である)アイリスの存在が重要だと思うわ」
5.スティーヴン同様、グラントにも次回のクロスオーバーのイメージがすでにあるようで、「僕は常日頃からブランドン・ラウス(レイ・パーマー/アトム役)と共演したいと言っているんだ」と、バリーとは科学者同士になるレイ・パーマーとの共演を希望した。
■『SUPERGIRL』
6.アメコミドラマには珍しく、ジャーナリズムや移民、LGBTなどの問題にも切り込んでいる本作。製作総指揮のアンドリュー・クライスバーグは、「『SUPERGIRL』では、この世界の中の"女性"を表現したいと思っている。若い女性にできることとは、どのように自分の力を見つけていくのか、それはこのドラマで取り組んでいるテーマなんだ」と、女性ヒーローが活躍することの意味を語った。
■『レジェンド・オブ・トゥモロー』
7.『ARROW』のシーズン2で奇跡の生還を遂げ、シーズン3で殺されてしまうもまたもや生き返りホワイトキャナリーとして本作で新たな活躍の場を見つけたサラ・ランス。何が起こるかわからない彼女を演じているケイティ・ロッツは今後についてはあまり語らないようにしていたといい、「(彼女を演じることは)本当に面白い。一匹狼のようなタイプだと思うわ。だから彼女自身の何か取り組むことだったり、チームを引っ張るような役目が必要なの」と分析している。
8.ハイスペックのスーツを身にまといヒーローとして戦っているアトムを演じるブランドンには、他のキャラクターとは違う苦労があるようで、「正気を保つことやトイレに行きたいときだけじゃなくて、背中の限界にも挑戦しているよ」と、スーツを着用した状態での長時間の撮影の苦労を明かした。
(海外ドラマNAVI)
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『THE FLASH/フラッシュ』
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『ARROW』
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