本格SFドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる-』、シーズン3の制作が決定!

米Syfyでシーズン2が放送中の宇宙SFドラマ『エクスパンス -巨獣めざめる-』。そのシーズン3の制作が決まったことを、米Deadlineなどが報じた。

本作は、アメリカでベストセラーとなった宇宙SF小説「巨獣めざめる」(ジェイムズ・S・A・コーリイ作)を映像化した作品。月や火星、小惑星帯に人類が進出した200年後の未来で繰り広げられる本格宇宙SFスリラードラマだ。シーズン2では、火星と地球の間で一触即発の戦争の危機が迫るなか、宇宙船ロシナンテの船長ホールデン(スティーヴン・ストレイト)と、捜査官ミラー(トーマス・ジェーン)が宇宙規模の陰謀を解き明かすストーリーが展開している。

『バトルスター・ギャラクティカ』の後、宇宙を舞台とする本格SFからしばらく遠ざかっていたSyfyが、久々にゴーサインを出した作品ということもあって、SFファンからの評価は高い。アメリカでは原作小説が現在のところ第六巻まで刊行されている。

シーズン3制作決定に際して、Syfyの親会社であるNBCUniversalケーブル・エンターテイメントのクリス・マカンバーは、「『エクスパンス』は豪華かつスリル満点で、感情に訴えるシリーズであり、TVにおけるSF作品の水準を引き上げた作品です。ファンの皆さんと共に、私たちも、制作会社アルコン・テレビジョン・グループと、才気あふれるキャストやクルーと一緒に旅を続けるのを楽しみにしています」と述べている。

『エクスパンス -巨獣めざめる-』シーズン3は前シーズンと同じく13話構成で、2018年に放送予定。日本ではシーズン1がNetflixにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『エクスパンス -巨獣めざめる-』