ジュード・ロウが『ファンタスティック・ビースト』2で若い頃のダンブルドアを演じることに!

米HBOの新シリーズ『ピウス13世 美しき異端児』で、主人公のローマ教皇を演じている英国を代表する俳優ジュード・ロウが、大ヒットファンタジー作品『ハリー・ポッター』(以下『ハリポタ』)の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(以下『ファンタビ』)で、ホグワーツ魔法学校の理解ある校長として知られるダンブルドアの若き日の姿を演じることが明らかとなった。米NY Timesなどが報じている。

5部作となることが発表されている『ファンタビ』シリーズ。昨年公開された第一作目にあたる『~魔法使いの旅』では会話に名前が出てくるのみだったダンブルドアだが、シリーズ二作目で姿を現すことがデヴィッド・イェーツ監督らによって明かされていた。当サイトでも以前お伝えしていたが、それを受けてファンの間では『ハリポタ』シリーズの初めの二作でダンブルドアに扮したリチャード・ハリスの実の息子ジャレッド・ハリス(『ザ・クラウン』)が同役を演じるのではと噂されていた。ほかにも『ブロードチャーチ ~殺意の町~』『レジェンド・オブ・トゥモロー』でおなじみのアーサー・ダーヴィルが、「オファーされればぜひ演じたい」と立候補。ユアン・マクレガー、ダミアン・ルイス、ベネディクト・カンバーバッチといった名前もあがり、若きダンブルドアを誰が演じるのか注目されていた。

10年前、原作者のJ.K.ローリングがファンとの質疑応答で、ダンブルドアは同性愛者であり、若いころ、後の決闘で倒すことになる闇の魔法使いグリンデルバルドに恋をしていたと明かしており、「グリンデルバルドを愛したことはダンブルドアの大いなる悲劇ね」とコメント。今作でグリンデルバルドを演じるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の孤高の海賊ジャック・スパロウでお馴染みのジョニー・デップだということが既に発表となっている。ローリングは今作でダンブルドアを同性愛者として描くのか、また、ダンブルドアとグリンデルバルドの関係がどう描かれるのかはまだ明かされていない。

主人公を演じるエディ・レッドメイン、ジュードとジョニーの豪華共演が観られるのを楽しみに待ちたい。『ファンタスティック・ビースト』続編は2018年11月全米公開を予定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジュード・ロウ
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