ウォーカーがはびこる世紀末的な世界を描き、世界中で大ヒットを記録しているサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』。そのシーズン8で、3人がレギュラーに昇格することが明らかとなった。米Varietyが報じている。
来たる新シーズンでレギュラーに昇格するのは、悪役ニーガンの右腕的存在のサイモンを演じるスティーヴン・オッグと、主役リックの息子カールと仲が良い少女イーニッドを演じるケイトリン・ネイコン、謎の集団のリーダー格ジェイディスを演じるポリアンナ・マッキントッシュの3人。
(以下は、『ウォーキング・デッド』シーズン7に関するネタばれを含みますので注意してください)
シーズン7では、第1話でリックの仲間だったグレンとエイブラハムが、ニーガンに有刺鉄線を巻きつけたバットで頭を叩き潰されて帰らぬ人に。あまりに激しい暴力描写に視聴者からは非難の声が上がり、一時シリーズの視聴率が下がるなどの余波があった。そして最終話では、サシャ演じるソネクア・マーティン=グリーンがニーガンの犠牲となる形で降板。彼女は、新TVシリーズ『Star Trek: Discovery(原題)』の主役に決定していたことから、海外メディアやファンが「シーズン7の最後で命を落とすのはサシャではないか」と予想を立てていたのだが、その通りの展開となったと言える。
ショーランナーのスコット・M・ギンプルがリックたちとサバイバーの間で繰り広げられる抗争がさらに激化すると述べているだけに、次シーズンでも犠牲者が出ることは免れられないようだ。『ウォーキング・デッド』シーズン8は、米AMCにて10月より放送予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン7
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