大ヒットサバイバルパニックドラマ『ウォーキング・デッド』のダリル役で知られるノーマン・リーダスが主演を務めた1999年公開のバイオレンス・アクション映画『処刑人』が、TVシリーズとして復活することがわかった。米IGNなどが報じた。
本作はロシア人マフィアとトラブルを起こした末、正当防衛で殺害してしまった敬虔な兄弟のコナーとマーフィーが、"神からの啓示"により悪人の処刑に乗り出すという物語。ショーン・パトリック・フラナリー(『デッド・ゾーン』)とノーマンが主人公兄弟を演じ、2009年には続編が公開された。
今回のTVシリーズ化にあたり、映画版のクリエイターであるトロイ・ダフィーは、Don Carmody Television (DCTV)とタッグを組んだ。DCTVとダフィーはTVシリーズ『The Boondock Saints: Origins(原題)』の製作決定に伴い、コレクターズBOXや限定商品を用意し、さらに、いち早くドラマを見ることができる特典やプレミアイベントへの招待などを盛り込んだキャンペーンを開始している。
ダフィーはプレスリリースで、「TVシリーズは、私たちが大好きなブルーカラー(肉体労働者の総称)のスーパーヒーローの物語を伝えるのにパーフェクトな媒体です。この兄弟はいつも人々、正義、公平さ、そしてボストンの街を守ってきました。人権の不穏、政府のスキャンダル、市民の汚職などに敏感な今の時代ほど、民主化を象徴するような兄弟のドラマを復活させるのにふさわしい瞬間はないでしょう」とコメントしている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ノーマン・リーダス
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