同性愛者の歴史100年を綴る英ドラマに『007』ベン・ウィショーらが出演!

映画『007 スペクター』のQ役で知られるベン・ウィショーをはじめ、英国の実力派俳優たちが英BBC4による同性愛者の歴史100年を綴るドラマ『Queers(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

8話構成となる『Queers』は、大人気の英ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』にマイクロフト・ホームズ役で出演し、同作のクリエイターも務めるマーク・ゲイティス製作によるシリーズ。イギリスで同性愛が合法化されてから50周年を迎えることを記念して製作される本作では、各年代の同性愛者のストーリーが綴られる構成となる。

ベンは、第一次世界大戦の戦地で同性の戦友に心惹かれた男性の物語「The Man on the Platform」に出演し、帰還兵を演じるとのこと。ベンの他には、法廷ドラマ『グッド・ワイフ』でイーライ・ゴールドを演じたアラン・カミングも登場し、同性婚を描く「Something Borrowed」と題されたエピソードに出演。そして、1980年代に活躍したゲイ俳優ブライアン・フィリスのストーリーを綴る「More Anger」では、『SHERLOCK』でヘンリー・ナイトを演じたラッセル・トヴェイがブライアン役にキャスティングされている。

この他にも、レベッカ・フロント(『オックスフォードミステリー ルイス警部』)、ジェマ・ウィーランとイアン・ゲルダー(ともに『ゲーム・オブ・スローンズ』)らの出演が決定している。

本シリーズは英BBCで今夏放送予定だが、現在撮影中ということもあり、放送日程などの詳細は未定。(海外ドラマNAVI)

Photo:
アラン・カミング (C) Ima Kuroda/www.HollywoodNewsWire.net
ベン・ウィショー (C) Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net