『NYボンビー・ガール』シーズン6で終了へ

金欠女子2人組がビジネスを立ち上げ、夢を目指すコメディドラマ『NYボンビー・ガール』。2011年より米CBSで放送が開始され、日本でも多くのファンを生み出したが、ついにシーズン6で幕を下ろすことを米Deadlineなどが報じた。

60分のドラマシリーズと比べると、なかなか長期間続くことが難しいと言われているシットコム。同局で放送されている他の作品と比較しても、本シリーズの評価が極端に低いわけではなく、最終となってしまったシーズン6の平均レーティングは1.8(18歳-49歳)と既に更新が決定しているマット・ルブラン(『フレンズ』)主演の『Man With A Plan(原題)』の1.6よりも高い数字なのだ。

しかし、放送局であるCBSは本作の所有権を所持していないにも関わらずほとんどの製作費をカバーしなければいけなかった。一方、提携先である米TBSでの再放送だけで、1話あたり170万ドルを稼ぐことができる人気作であることが伝えられており、ワーナー・ブラザースにとっては"最も稼げる"コメディ番組であった。CBSは粘り強く更新の交渉をしていたようだが、最終的には取引を成立させることはできなかったとのこと。

主役であるマックス役のカット・デニングスは自身のTwitterにて「マックスとキャロラインとしてこの素晴らしいシーズン6を迎えられたし、ドラマを見て私たちと一緒に楽しんでくれた全ての人に感謝しているわ。『NYボンビー・ガール』での全ての経験を誇りに思ってる。何より、一番の宝物は私たちの生涯にわたる友情だわ。愛をこめて、カットとべスより」と投稿。キャロライン役のベス・ベアーズは「Always(いつも、いつまでも)」という言葉と共に、マックスとハグしているGIFを投稿した。(海外ドラマNAVI)

Photo:『NYボンビー・ガール』
(c)2011-2012 Warner Bros. All Rights Reserved.