『ニューヨーク1973/LIFE ON MARS』『Terra Nova ～未来創世記』で主演を務め、『エージェント・オブ・シールド』シーズン4にも出演したジェイソン・オマラ。その彼が、Amazonオリジナルドラマ『高い城の男』のシーズン3に、新たなレギュラーとして出演することになった。
フィリップ・K・ディックの同名小説を映像化した『高い城の男』は、第二次世界大戦でナチス・ドイツと日本が勝利した世界を舞台とする歴史改変SF。終戦から20年後、両国に支配されたアメリカに暮らす人々を描いている。
米Deadlineなどが報じたところによると、ジェイソンが本作で演じるのは、ワイアット・プライスという粗野な男。プライスは家族とともにヨーロッパの戦火を逃れ、アイルランドから難民としてニューヨークに移住、さらに、ナチスの侵攻を逃れるために西部へと移った後、中立地帯で生き残る術を身に着け、闇市場で仕入れた品物を売りさばき、客の便宜を図るようになった。しかし今も内心ではアメリカを信じ、人種のるつぼである中立地帯は救うに値すると信じているキャラクターだという。
出演はほかに、アレクサ・ダヴァロス（『タイタンの戦い』）、ルーク・クラインタンク（『プリティ・リトル・ライアーズ』）、ルーファス・シーウェル（『ヘラクレス』）、ルパート・エヴァンス（『ジェームズ・ボンドを夢見た男』）、ケイリー＝ヒロユキ・タガワ（『47RONIN』）。映画『ブレードランナー』や、最近では『エイリアン：コヴェナント』を手掛けたリドリー・スコットが製作総指揮を務めている。
『高い城の男』シーズン1、2は、Amazonプライム・ビデオで配信中。ジェイソンが出演することになったシーズン3の配信時期はまだ明らかになっていない。（海外ドラマNAVI）
Photo：ジェイソン・オマラ
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