上流社会と使用人との間で巻き起こる愛憎劇を描き、世界中で大ヒットとなった英ITVのドラマ『ダウントン・アビー』。以前から当サイトでもその可能性について触れてきた本作の映画化について、NBCユニバーサルの役員が正式に認めた。米The Hollywood Reporterが報じた。
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シンガポールで開催されている本作の展覧会「Downton Abbey: The Exhibition」のイベントに出席したNBCユニバーサル・インターナショナル・スタジオのマイケル・エーデルスタイン社長は、「映画の企画を進めている」と述べ、TVシリーズのキャストから20名以上は集めたいと考えていることを明かした。
「今は脚本を書き上げているところで、キャストをどのように揃えるかも考えている。ご存知かと思うが、みんな今はそれぞれ別の仕事をしているからね。でも2018年には撮影を始めたいと思っているよ」
映画化決定について、同イベントに参加していた料理長助手デイジー・メイソン役のソフィー・マクシェラは「私たちは皆さんよりも後に知ったくらいよ。思いもしなかったわ。でも、実現するならもちろん参加したいわ」とコメント。また、イーディス・クローリー役のローラ・カーマイケルも「ぜひ私のエージェントに伝えて、私は詳細を待っているの。早く撮影が始まることを楽しみにしているわ」と、映画版にも参加する意向を示した。
シンガポールでスタートした『ダウントン・アビー』の展覧会は7月31日まで続き、その後アメリカやオーストラリアを周る予定だ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ダウントン・アビー』
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