Netflixオリジナルドラマ『ガールボス』、続編製作はなし!

『アンダー・ザ・ドーム』や映画『トゥモローランド』で知られる若手女優ブリット・ロバートソンが主演を務めるNetflixオリジナルドラマ『Girlboss ガールボス』が、シーズン1で終了することが正式に決定した。英Digital Spyが報じている。

本作は学歴なし、職なし、金なし、あげくに万引きの常習犯...。いつまでも大人になりきれない女の子が、年商100億円越えのファッションサイトを立ち上げるまでの、破天荒な奇跡の実話を描いたサクセスストーリーである。ネットオークションサイトeBay(イーベイ)で古着販売をはじめたのをきっかけに、23歳でファッションサイト"ナスティ・ギャル"のカリスマオーナーとなったソフィア・アモルーソの奮闘を綴った自伝小説「#GIRLBOSS」が原作。友情や恋、家族との交流を織り交ぜながらユーモラスかつファッショナブルなストーリーが描かれた。

若い女性を中心に注目を集めたドラマだったが、モデルとなったソフィア本人が、6月24日(土)に自身のインスタグラムにて、「私はあのドラマが大好きで、だから終わってしまうことはとても悲しい。すべての人に感謝しているわ」と、ドラマ製作の終了を発表した。

先日、Netflixの創設者であり最高経営責任者のリード・ヘイスティングスは米CNBCのインタビューで「(最近のNetflixオリジナルシリーズは)ヒット率が高すぎるため、ドラマを打ち切ることがほとんどありませんでした。だからこそ、私はいつもコンテンツチームに"もっとリスクをとるべきだ"、"もっとクレイジーなことに挑戦するべきだ"とプッシュしています。本当ならば打ち切りの割合というのはもっと高いはずなのですから」と、リスクを取ることによって生まれる良作に期待し、今後はより厳しい目で、打ち切る作品を見極めたいという考え方を明らかにしていた。

このことが影響しているのか、最近では『ゲットダウン』、『センス8』、『マルコ・ポーロ』などのNetflixオリジナルシリーズが相次いで打ち切られていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Girlboss ガールボス』