人気犯罪ドラマ『ブレイキング・バッド』のティオことヘクター・"ティオ"・サラマンカ役で知られるマーク・マーゴリスが、その前日譚を描くスピンオフ『ベター・コール・ソウル』の撮影中に現場で転倒し、そのまま病院へ運ばれ脳の手術を受けていたことがわかった。米Cinema Blendが伝えた。
米Radar Onlineによると、マークの代理人は彼の脳に小さく腫れた部分があったため、一般的な治療を行ったとコメントしたとのこと。マークの体調が改善するまでどのくらいかかるかは明かされていないが、現在77歳という年齢を考えれば無理せずにゆっくりと休んで欲しいところだ。
今後は『The Neighborhood(原題)』という新作に参加する予定だったが、今回の手術結果を受け降板することが決まったという報道があり、また今の身体では長期間拘束されるTVドラマの現場で働き続けることは難しく、2018年にスタートする『ベター・コール・ソウル』シーズン4にも影響が出そうだと伝えられている。
『ブレイキング・バッド』に続き、『ベター・コール・ソウル』にも登場しているヘクターは、先月終了したシーズン3でも重要な役どころを担い、新シーズンにも期待を寄せられていた。『ベター・コール・ソウル』は、本年度のエミー賞で5部門にノミネートされており、特に作品賞(ドラマ部門)はシリーズがスタートした2015年から3年連続でノミネートされるという快挙を成し遂げた。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ベター・コール・ソウル』
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