ついに始まった『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』の放送スタートに合わせ、7月17日(月・祝)に都内でジャパンプレミアが開催。ブラン・スターク役のアイザック・ヘンプステッド=ライトのほか、日本語吹替え版でブランの声を務める福山潤と、特別ゲストの安田美沙子が登壇した。
本国アメリカと<完全同時放送>のため、朝の10時からスターチャンネルにてスタートとなった最新シーズン。そのカウントダウンとして行われた今回のイベントには祝日の早朝にもかかわらず多くのファンや報道陣が詰めかけた。
これが初来日となるアイザックは、「女の子みたいだった」(安田)第一章の頃から7年を経て180cmの長身を誇る18歳へと変貌。作品を通して様々な面で成長したとふり返り、「特に身体的な成長という点で人に驚かれることが多いかな」と語った。初めての日本では「浅草や魚市場に行って、サンダードルフィンというジェットコースターにも乗ったよ。あと、モンスターカフェに行ったな。グルメでは、寿司、刺身、激辛ラーメンを味わったよ」といろいろ満喫した模様。また、ブランというキャラクターの魅力について、「彼は歩けないし、いかにもヒーロー的な活躍をするわけじゃない。でも不思議な力を使うことができる。そういう能力を持っているのは限られたキャラクターだから、そんな一人を演じられて嬉しいよ」と説明した。
そんなアイザックは、サブタイトルの「氷と炎」をイメージして作られたかき氷を試食。その後、安田、福山とともに放送開始までのカウントダウンを行った。そして、場内で第七章第1話が上映された後に再び登場するとファンからの質疑応答に応じている。
まず最も撮影が一番大変だったシーンを聞かれると、「シーズン2でサー・ロドリックが首を斬られるシーン。2日間の撮影だったんだけど、初日が土砂降りで、翌日は晴れたけど前日に合わせて人工的に雨を降らせたんだ。緊張の走るシーンだったね」と、舞台裏の模様も交えて返答。
続いて、「ブラン以外ならどのキャラクターになってみたい?」という質問に対しては、「ブランは剣を使ったりする機会がないから、ジェイミーがいいかな。彼には塔の上から落とされたけどね(笑) ジェイミーは最初は嫌われ者だったけど、実は道徳的にはどっちつかずで、視聴者は見ているうちに好意を抱くだろう。そういうキャラクターはやってみたい」とジョークも交えながら返した。
特に印象深いシーンはやはり「シーズン6のホーダーが死ぬ場面」とのこと。「夜の撮影で火も使ったりとドラマチックかつ大変だったから。それにホーダー役のクリスチャン・ナイアンとはずっと一緒に過ごしてきて兄弟みたいな親しい関係だったから、彼がいなくなってしまうという意味でも辛かったね」と回想している。
会場に駆けつけた本作のボイスキャストたちの中から、幼少期のブランの声を演じた佐藤美由希が投げかけた「お気に入りのキャラクターは?」という質問には「ティリオン」と即答。その理由として「面白いしウィットがあるし賢いから見ていて楽しいね。この作品のキャラクターは武力を使うタイプが多いけど、彼は頭脳で対抗するから」と答えた。
会場の様子を自撮りしてその場でSNSに掲載するなど、現代の男の子っぽさを見せていたアイザック。彼への直撃インタビューも近日掲載するのでお楽しみに!
『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』は、スターチャンネルの【STAR 1】にて毎週月曜10:00より放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』ジャパンプレミア