『ホーム・アローン』ジョン・ハードが死去

世界中で大ヒットしたコメディ映画『ホーム・アローン』の父ピーター役で知られるジョン・ハードがカリフォルニア州パロアルトにて亡くなっていたことがわかった。71歳だった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

伝えられた情報によると、ジョンは背中の手術を受けパロアルトにあるホテルで療養中だったというが、遺体となって発見された。

1990年に公開された『ホーム・アローン』では主人公ケヴィン(マコーレー・カルキン)の父親役を演じ、1992年の続編『ホーム・アローン2』にも出演。ジョンにとって最大のヒット作、当たり役となった。

ワシントンD.C出身のジョンはオフ・ブロードウェイで演劇の道へ。1970年代後半からは映画界にも進出し、1979年公開のロマンティック・コメディ『揺れる愛』では初めて主役を掴んだ。以降、『キャット・ピープル』(1981年)、『アフター・アワーズ』(1985年)、『ビッグ』(1988年)、『フォエバー・フレンズ』(1988年)、『ファイティング・キッズ』(1991年)など数々の映画に出演。1990年代からはTVでの活躍も目立ち、1999年の『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』では初めてエミー賞ドラマ部門ゲスト男優賞にノミネートされた。

近年は『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』、『NCIS:LA 〜極秘潜入捜査班』、『溺れる女たち 〜ミストレス』、『モダン・ファミリー』、『プリズン・ブレイク』など、日本でも人気の高いTVシリーズにゲスト出演を続けていた。

私生活では1979年に女優のマーゴット・キダー(1978年『スーパーマン』ロイス・レイン役)と結婚したものの、わずか6日間で離婚。その後、女優のメリッサ・レオ(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』パム役)との間に男児を授かっていた。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジョン・ハード
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