2017年の注目ドラマをチラ見せ!<vol.10>『テッド』セス・マクファーレン出演のSFコメディ『The Orville』

2017年に始まる注目ドラマの予告編をお届けする連載。10回目の今回は、『テッド』や『ファミリー・ガイ』を手掛けたことで知られるセス・マクファーレンが主演・脚本・製作総指揮を務める米FOXの新作SFコメディドラマ『The Orville(原題)』をご紹介。

(本記事は、同シリーズのネタばれとなる記述、映像を含みますのでご注意ください)

本作は数百年後の未来を舞台に、宇宙調査船「オーヴィル」の活躍を描くSFコメディ。セス演じるエド・マーサーが「オーヴィル」の艦長に任命される。個性的なメンバーとともに宇宙へ旅立つことになるが、1年前に離婚して以来会っていなかった妻が副操縦士として乗り込んでくるというストーリー。

本予告編は、エドが幼い頃から抱いていた夢が叶い、宇宙調査船「オーヴィル」の艦長に任命され、希望に満ちた船出を予感させるシーンから始まる。クルーは地球人と異星人、ロボットという個性的なメンバーで構成され、物々しい音楽も流れ、まるでどこかのSFドラマを彷彿とさせる設定だ。しかし、エドの右腕、副操縦士として送り込まれてきたのは、あろうことか、離婚した元妻のケリー。初日から争いが絶えない元夫婦が、果たして「オーヴィル」の舵を取ることができるのか⁉

非日常を舞台としたSFドラマに、日常の感覚やハプニングを取りこんだSFコメデイ。SFものが苦手だという視聴者でも十分楽しめる仕上がりとなっている。

共演は、エドの元妻役としてエイドリアンヌ・パリッキ(『エージェント・オブ・シールド』)、ペニー・ジョンソン(『キャッスル~ミステリー作家は事件がお好き』)、スコット・グライムズ(『ER 緊急救急室』)、ピーター・メイコン(『殺人を無罪にする方法』)ほか。製作総指揮には、セスとともに、ジョン・ファヴロー(『ジャングル・ブック』)も名を連ねる。また、エピソード監督として、ジョナサン・フレイクス(『新スタートレック』ウィリアム・ライカー役)や、ロバート・ダンカン・マクニール(『スタートレック/ヴォイジャー』トム・パリス役)、ブラノン・ブラガ(『スタートレック/エンタープライズ』などの製作総指揮者)も参加。

『The Orville』は米FOXにて9月10日プレミア放送予定。