『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の大人気アドベンチャー漫画「ONE PIECE」が、アメリカで実写TVドラマ化されることが明らかになった。米Varietyが報じている。
アニメ版が米Fox、カートゥーンネットワーク、Adult Swimにて放送されていたため、アメリカでの人気も高い本作の実写版を手掛けるのは、『プリズン・ブレイク』などを制作したTomorrow Studios。同社のクリエイター、マーティ・アデルスタイン(『TRU CALLING トゥルー・コーリング』『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』)は、以下のコメントを発表している。
「私は、20年もの間ずっと『ONE PIECE』のファンです。このたび、集英社と原作の尾田先生が、私を信頼して下さり、大切な素晴らしい作品を託して頂けたことを光栄に思っています。私の力すべてをもって、『ONE PIECE』実写版を必ず大成功に導きます。また本作のシリーズ化は、TVドラマ制作史上において、歴代トップレベルの莫大な製作費がかかることが予想されますが、世界中がこの作品に注目している点を考えると、巨額な製作費をかけることは当然であると思っています」
製作総指揮には、アデルスタインと共に、同じくトゥモロースタジオからベッキー・クレメンツ(『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』)と集英社、そして原作者の尾田栄一郎が名を連ねる。
また、1998年に放送されたアニメ『カウボーイビバップ』も、アデルスタインによって実写ドラマ化されることは当サイトでもお伝えした通り。2071年の太陽系で賞金のかかった犯罪者を追う賞金稼ぎ、通称"カウボーイ"を描く物語で、海外でもいまだに根強い人気がある同作も、アニメーション・スタジオ、サンライズが製作総指揮としてテレビ化にも携わることが決まっている。
昨今では、日本の漫画やアニメを題材にしたハリウッド版の実写映画やドラマが多く作られているが、キャストや新情報が分かり次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Imagine China/amanaimages