2017年サンディエゴ・コミコン特集フィナーレ

今年のコミコンも猛烈にアツ(熱 & 暑)かった!2017年コミコンのフィナーレを飾り写真満載の総集編をお送りします。

業界パーティーに『ゲーム・オブ・スローンズ』のあの人が!

4時間の交通渋滞を生き延びてやっとコミコン会場のあるサンディエゴに到着。ひと昔前だったらロサンゼルスから2時間少々で着くことができたのに~!って、毎年この愚痴を言ってる気がしますが、そんな渋滞疲れは夜が近づくにつれてワクワク気分へとチェンジ! なぜかというとその日は夜の9時から、知り合いのプロデューサー氏のお招きで、招待客オンリーの業界パーティーへ行くことになっていたんですね~!

ハリウッドの映画・TVスタジオのお偉いさんたちが集っていたこのパーティー、こういう集まりだと、さすがゲストDJもそんじゃそこらのクラブとは違います。

会場

さて、ゲストDJを務めたのはいったい誰でしょう!?

ゲストDJ

なんと、『ゲーム・オブ・スローンズ』のホーダーこと、クリスチャン・ナイアンだったのです!ホーダァァァア!

思わず叫んでしまいましたが、実はクリスチャンはヨーロッパでは俳優である前に名の知れたDJで、アメリカでも『ゲーム・オブ・スローンズ』のホーダーで超有名になってからDJとしての人気もうなぎ上り。TVの人気トークショーや大きな映画賞の授賞式などを通じて、全米のお茶の間にDJとして登場する機会もあるんです。

沸き立つ会場そんなDJクリスチャンが登場するタイミングになると、観客は狂喜乱舞で「ホーダー!ホーダー!!」の大合唱!

でも、彼のDJメチャカッコ良かったです。Raveなんてほとんど興味のない筆者でしたが、今度クリスチャンがロスへ来たら絶対行きたいと思ったほどで、もうノリノリ〜〜!! なんつったって彼のDJネームは、RAVE OF THRONESですから。

RAVE OF THRONES

クリスチャンはまもなく来日するらしいですが、もし日本でも彼がDJのパーティーがあるようでしたら、ぜひ行って見てくださいね!

コミコンのある週末はダウンタウン・サンディエゴの街全体がとにかく人、人、人...。

溢れ返る人

特にコミコン会場正面にある横断歩道は、渋谷の交差点も目じゃありません。よくぞここまで人が集まったものだと逆に感心したくなるほどの人間渋滞です。

でも考えてみれば世界中から映画・TV・コミックファンが集まる祭典ですものね。人の数も多くなるわけです。

溢れ返る人2

人混みの中は車より人力車で!...とお目見えしたのが『ゲーム・オブ・スローンズ』の鉄の王座型人力車。これが数台スタンバってました!

鉄の王座型人力車いきなり現れたのが人混みの中を縫って進んで行く、ヴァイキング一族(『ヴァイキング 〜海の覇者たち』)の弔い行列。これは製作スタジオが仕組んだPRの一環で、劇中の人気キャラが亡くなったとかで、それの葬列だそうです。(笑)

弔い行列

そして今年はどんなコスプレが登場するかと周囲を見渡してみると、いるいる!

コスプレ

コスプレ3

コスプレ3

そしていよいよ中へ。そしたら...

いきなり出たーっ!

パノラマ

ズラリと勢ぞろいしたコミック・ヒーロー&キャラたち。圧巻。思わずパノラマで撮っちゃいました。

 

セレブ出演のQ&Aパネルに入るのは少し後にして、まずはエグジビット・フロアこと展示場からチェック!
ここではマイナーなコミック・アーティストから、ルーカス・フィルムのような大きなスタジオまで、プロモのブースやキャラグッズのお店など、作品PRとマーチャンダイズ販売の巨大展示場

個人的にホッコリ気に入っているコスプレ写真がこれ。この方、インディ・ジョーンズのお父さんなんですね〜!さりげなく、年末公開予定の『スター・ウォーズ VII ラスト・ジェダイ』の記念写真用セットで写真撮っているところがまたオツで、『スター・ウォーズ』と『インディ・ジョーンズ』ファンにはたまらないギャグです。

記念写真用セット

グルート・フィギアばかりのコーナー。カワイ〜い!

グルート・フィギア『スター・ウォーズ』のキャラを可愛くデフォルメしたキャラのバックパックやお財布。欲しかったけど、たっかーい!(苦笑)

バックパック

これ、レゴ・ブロックで作ったオビワン・ケノービ。細かっ!

オビワン・ケノービ

アメリカでのスヌーピー人気は日本とは比べ物にならないほど低いんです。だからスヌ・キャラ・グッズを売っていたこのブースはある意味で逆輸入。アメリカ人の店員さんも「アメリカが大元なのに〜」と嘆いていました!

スヌーピー

『ウォーキング・デッド』のゾンビ屋敷。入るの1時間待ちです。怖いから入らなかったけど(笑)

ゾンビ屋敷大人気のセレブQ & Aパネル

各パネルは1時間〜1時間半で、終了ごとに15分の休憩と人の入れ替わりが行われます。ただ表で並んでいても入場できるという保証はないので、前のパネルの人たちがゴッソリ出て行ってくれることを祈るのみ。

幸い1時間ほど並んでめでたく入場! まず最初のパネルはマーベルの『The Gifted(原題)』。まだ一般には放映開始されていない番組なのですが、筆者は今年のLAスクリーニングでお先見させていただいており、良かった新番組トップ 5 の1本だったのでパネルが楽しみでワクワク。おまけにスティーヴン・モイヤーはもちろん、個人的にお気に入りのショーン・ティールを始めとする主要キャストほぼ全員が勢ぞろいして、並んだ甲斐があったとニンマリ。『The Gifted』のストーリーについては、間も無く配信予定のLAスクリーニング特集でご覧くださいね。

スティーヴン・モイヤー

サム

そして、待ってました!『アウトランダー』パネル開始!始まる直前ステージ前の警備がにわかに厳しくなり、さすが人気ドラマの貫禄。パネルの詳細は次回ということにして、今回はパネルの写真大放出!特にサム・ヒューアンファンのみなさん、彼の笑顔に注目ですよ〜!

サム・ヒューアン1

サム・ヒューアン2っというわけで、今年もつつがなくコミコンが終了しました。毎回思うんですが、コミコンって本当にデカイんです。会場がコンベンションセンター内だけでなく、周囲のホテルにも散在しているので、ひとつの場所を見終わって次の見たいところに移動するのに歩いて15分とかザラなんです。だから1日に歩く距離は尋常じゃございません。コミコンには必ず歩きやすい靴を履いて行きましょうね〜。それでは、来年はみなさんと会場でお会いできることを祈って!

(写真・取材・文:明美・トスト / Akemi K. Tosto)