『13の理由』シーズン2に7人の新キャストが追加

自殺をテーマに、悩める10代の若者たちを描いたNetflixオリジナルドラマ『13の理由』のシーズン2更新が決定したことは既にお伝えした通り。このほど、新シーズンに加わる新キャストが明らかになった。米Varietyが報じている。

新たに出演が決まったのはアン・ウィンターズ、ブライス・キャス、チェルシー・オールデン、サマンサ・ローガン、ケリー・オハラ、アリソン・ミラー、ベン・ローソンの7人。全員がゲスト出演となるようだが、多くはシーズンを通して複数のエピソードに登場するようだ。

アンは物語の舞台となるリバティ高校でチアリーダーの座につく美人で魅力的なクロエ役を演じる。アンはこれまで政治サスペンスドラマ『タイラント-独裁国家-』や、人気ファミリードラマ『フォスター家の事情』などに出演してきた。ブライスは皮肉屋でトラブルメーカーのサイラス役を演じる。ブライスにとっては本作が初めて大役を演じる機会となる。

チェルシーはサイラスの妹で、あけっぴろげで芸術的、かつ知己に富んだマッケンジー役を演じる。チェルシーは昨年、人気アンソロジー『アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談』に出演。サマンサは周りから尊敬されている花形ランナーでありながら、ある秘密を抱えているニーナ役を演じる。サマンサは、レイチェル・テイラー主演のミステリーファンタジー『666 パーク・アベニュー NYの悪夢』で主要人物の一人、ノナ役を演じた。

ケリーは優しく聡明で、いじめの被害者たちの情熱的な擁護者であるジャッキー役を演じる。数々のミュージカルに出演してきたブロードウェイスターのケリーは、2015年に渡辺謙と共演した『王様と私』でトニー賞ミュージカル主演女優賞に輝いた。アリソンはハンナ(キャサリン・ラングフォード)の自殺に関する訴訟関係者、スマートで野心的なソーニャ役を演じる。アリソンは昨年放送された『インコーポレイテッド』にメインキャストとして出演していた。ベンはリバティ高校の野球コーチ、リック役を演じる。ベンは『23号室の小悪魔』や『NYボンビー・ガール』といった人気コメディシリーズにゲスト出演してきた経歴の持ち主だ。

新たなキャストを迎えるシーズン2では、登場人物たちがハンナの自殺を乗り越えようとする、複雑な過程が描かれる。2018年に全13話構成で配信予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflixオリジナルドラマ『13の理由』