"若きアフリカ系版マーク・ザッカーバーグ"がモデルのTVシリーズ企画が進行中!

『ドゥ・ザ・ライト・シング』で一躍注目され、『マルコムX』や『25時』など社会派の作品が多いことで知られる、アフリカ系を代表する監督のスパイク・リー。彼が、実在するIT起業家を元にしたTVシリーズの企画を進めていることが明らかになった。米Varietyが報じている。

リー監督が進行させている新TVシリーズ『Archer(原題)』は、"若き アフリカ系版マーク・ザッカーバーグ(Facebookの創設者)"と称されたIT起業家チャド・サンダースをモデルにした作品。サンダースは、ニューヨークのブルックリン出身の天才プログラマーで、Googleに4年間就業した後に、事業開発機関"Archer Genius Management"を設立。その会社名からタイトルを取った本作では、ブルックリンとシリコンバレー、ベルリンが舞台になるとのこと。

サンダースがクリエイター・製作総指揮・脚本・監督・出演を兼任する予定で、リー監督はパイロット版でメガホンを取るほか、サンダースと共に製作総指揮も手掛ける。これまでリー監督は映画界を中心に活躍してきたが、Netflixにて自身の1985年の映画『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』をドラマシリーズ化。同作は11月の配信スタートが予定されている。

現時点で、どの媒体により『Archer』が放送・配信されるのかは未定。(海外ドラマNAVI)

Photo:スパイク・リー監督
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