父親譲りのプロ意識!スコット・イーストウッド主演『スクランブル』、9月22日(金)より公開

俳優としても監督としても名高いクリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)を父に持つスコット・イーストウッド主演の『スクランブル』が9月22日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほかで全国公開される。

本作の舞台はフランスの第2の都市と言われる南仏マルセイユ。オークション会場から搬出された37年型ブガッティを奪うはずだった強盗団のフォスター兄弟だが、落札したのが残忍なマフィアのモリエールだったために、兄弟は囚われの身に。命が助かる条件は、敵対するマフィアのクレンプが所有する40億円相当のフェラーリを1週間で盗むこと。寄せ集めチームで、犯罪史上最大の強奪作戦に挑むはずが、国際刑事警察機構に追われ、恋人さえも人質に取られ、挙句の果てにはクレンプに計画を知られてしまい──。

キャストにはフォスター兄弟の一人アンドリュー役のスコット、そしてもう一人のギャレット役には期待の新人フレディ・ソープが抜擢された。また、10月公開予定の『ブレードランナー2049』出演で話題を集めている、スコットの相手役を演じたアナ・デ・アルマスは「スコットは驚異的よ。経験も豊富で、いつもできる限りの方法で助けてくれる」と頼れる存在だったことを明かしている。

メガホンを取ったのは、『ARROW/アロー』や『リーサル・ウェポン』など多くの人気シリーズを手掛けてきたアントニオ・ネグレ監督。CG処理に極力頼らず、カメラでの撮影にこだわるネグレ監督は、本作で最大10台のカメラを使用。アイパワーカメラというハイスピードに耐えうるカメラをヘリコプターやトラックに装着し、ドローンでも撮影を行った。本編の96分間ではカメラカット数3000超えという徹底したこだわりを見せている。

世界手巨匠の息子とは言え、"欲しいものは額に汗して手に入れろ"という父親の厳しい教えのもと、超危険なアクションシーンをスタントなしで披露するなど、確固たるプロ意識を持ったスコット主演の『スクランブル』は9月22日(金)よりTOHOシネマズみゆき座ほかで全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スクランブル』
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