賞レース常連の政治コメディ『Veep』がシーズン7にて終了

アメリカ女性副大統領のドタバタ政界活劇を描くコメディドラマで、エミー賞やゴールデン・グローブ賞の常連でもある『Veep/ヴィープ』が、来年放送予定のシーズン7をもって終了することが決定した。米Varietyなどが報じている。

放送局である米HBOのプログラミング部門代表ケイシー・ブロイズは、来シーズンでの終了を"苦渋の決断"と語った上で、「私たちは『Veep』も、番組に関わる全ての人のことも大好きですが、素晴らしい評価と賞を得た主人公のセリーナ・マイヤーを旅立たせようというプロデューサーの判断を尊重しました」とコメント。

さらに、主演のジュリア・ルイス=ドレイファスについて触れ、「彼女のコメディエンヌとしての能力は、TVコメディの象徴的な存在となったセリーナに、ダイナミックな存在感と活気に満ちた才覚を吹き込みました。ファイナルシーズンとなるシーズン7の製作も楽しみにしています」と続けた。

ジュリアは今月18日(月・祝)に発表される第69回エミー賞において、本作でコメディ部門主演女優賞にノミネートされており、受賞したあかつきには、これが彼女にとって6年連続受賞の快挙となる。

ジュリアの共演者にはゲイリー役のトニー・ヘイル(『CHUCK/チャック』)、エイミー役のアンナ・クラムスキー(『ハンニバル』)、マイク役のマット・ウォルシュ(『Mr.&Mrs.スパイ』)、ダン役のリード・スコット(『キャシーのbig C いま私にできること』)、ジョナ役のティモシー・シモンズ(『グースバンプス モンスターと秘密の書』)、スー役のスーフィ・ブラッドショウ(『リゾーリ&アイルズ』)らが名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Veep/ヴィープ』
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