『スター・トレック』全TV作品を配信しているNetflixが、全ての実写作品を合わせた695話の中で、最も繰り返し視聴されているエピソードのランキングを発表した。
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このランキングは、190ヵ国におよぶ1億400万人の加入者のデータを分析して得られたもので、対象作品は『スター・トレック／宇宙大作戦』『新スター・トレック』『スター・トレック／ディープ・スペース・ナイン』『スター・トレック／ヴォイジャー』『スター・トレック／エンタープライズ』の5作品。およそ1万2000人のファンが、536時間（22日分）も見ているという。
また、「繰り返し視聴」とは、過去に見終えたエピソードを、再び6分間以上見たことと定義されている。通常、シーズン1の序盤のエピソードは繰り返し視聴されることが最も多いため、さらに深い傾向を探る意図から、今回は各作品の第1、第2話に関するデータは除外したということだ。
発表されたランキングは以下の通り。
1.『スター・トレック／ヴォイジャー（以下、VOY）』シーズン7第24話「道は星雲の彼方へ（Endgame, Parts 1&2）」
2.『新スター・トレック（以下、TNG）』シーズン3第26話「浮遊機械都市ボーグ（前編）（The Best of Both Worlds, Part 1）」
3.『TNG』シーズン4第1話「浮遊機械都市ボーグ（後編）（The Best of Both Worlds, Part 2）」
4.『VOY』シーズン3第26話「生命体8472（前編）（Scorpion, Part I）」
5.『VOY』シーズン4第1話「生命体8472（後編）（Scorpion, Part II）」
6.『VOY』シーズン4第2話「ケスとの別れ（The Gift）」
7.『VOY』シーズン5第15話「ボーグ暗黒フロンティア計画（Dark Frontier, Parts 1&2）」
8.『TNG』シーズン2第16話「無限の大宇宙（Q Who?）」
9.『VOY』シーズン1第3話「24時間の過去（Time and Again）」
10.『TNG』シーズン4第14話「空白の一日（Clues）」
興味深いことに、『スター・トレック／ヴォイジャー』の占める割合が大きいことが分かる。Netflixによると、有名な種族やキャラクターを導入するエピソードは、繰り返し視聴される傾向が強く、また、時間旅行やエイリアンによる誘拐、そしてクロスオーバーといった題材が人気を集めているということだ。
作品の人気の高さを比較すると、全作品の中で『新スター・トレック』と『スター・トレック／宇宙大作戦』の視聴者数は特に多いが、『スター・トレック／ヴォイジャー』『スター・トレック／ディープ・スペース・ナイン』のファンは、お気に入りのエピソードを再び見る傾向がより強いとのこと。
ファン待望の新作ドラマ『スター・トレック：ディスカバリー』は、日本では9月25日（月）、Netflixにて配信がスタートする。（海外ドラマNAVI）
Photo：『新スタートレック』などに出演しているパトリック・スチュワート
(C)FAMOUS
