『ザ・シューター』ライアン・フィリップ、元彼女からのDV訴訟でコメントを発表

映画『ザ・シューター/極大射程』をドラマシリーズ化した『ザ・シューター』で主演を務めるライアン・フィリップが、元交際相手に暴行容疑で訴えられている件で、ついに沈黙を破った。米Peopleが報じている。

訴状を提出したのは、ライアンの元彼女で22歳下のエルシー・ヒューイットさん。アメリカ独立記念日の7月4日(火)早朝に二人は口論となり、ヒューイットさんはライアンから殴る蹴るの暴行を受け、階段から放り投げられたという。彼女は、ドメスティック・バイオレンスの被害を受けたとして、9月18日(月)に訴訟を起こした。

ライアンは自身のTwitterや代理人を通し、「嘘の訴訟に胸を痛め、うんざりしています。ドメスティック・バイオレンスは大変深刻な問題であり、不当な名誉毀損において、虚偽の主張が通ることはおかしいのです。彼女の主張していることは真実ではありません」と自身の潔白を訴える声明を発表した。

ヒューイットさんの証言から作られた法定書類によると、ライアンは今年の4月から7月までの交際期間で、コカイン、エクスタシー、マジックマッシュルーム、そしてステロイド等々、合法や非合法のドラッグを多量のアルコールともに摂取し、情緒不安定になったり怒りやすくなっていたという。

だが別の関係者は、そのような状態だったのは、実はヒューイットさんの方だとも述べている。「彼女は、薬やアルコールかを摂取した不安定な状態で連絡なしにライアンの家にやってきて、その数日後にライアンは彼女と別れたんです。彼女の方が、ライアンに暴行をふるって、家を出ないと騒いだのですよ。そして敷地から追い出された後、わざと転んで、自分で怪我をしたのです」

ヒューイットさんの弁護士であるキース・フィンク氏は、彼女は売名と金銭を目的に訴訟を起こしているのではなく、ドメスティック・バイオレンスに立ち向かいたいだけだと主張。ヒューイットさんは、胸壁の痛みと擦り傷、そしてあざで苦しんだとして、100万ドル(約1億1100万円)の慰謝料を求めている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ライアン・フィリップ
(C)LTVM/FAMOUS