ハリウッド産の新たなるエクソシスト映画『ドクター・エクソシスト』が11月25日(土)より公開となる。『ゲーム・オブ・スローンズ』のメリサンドル役で知られるカリス・ファン・ハウテンが、ホラーが苦手ながらも本作への出演を決めた理由を明らかにした。
ドクター・セス・エンバーは悪霊に憑依された人間の潜在意識に入り込み、除霊を行う有能なエクソシスト。しかし、過去に妻と娘を悪霊によって殺され、彼自身も車椅子となり、今は復讐のみを目的に生きている。バチカンの手に負えずやってきた11歳の少年キャメロンに取り憑いているのは彼が追い続ける悪霊マギーだった。果たしてエンバーはキャメロンを母親のもとへ無事に返すことができるのか!?
本作でキャメロンの母親リンジーを演じるカリス。実は本作がホラー映画初出演となるのだが、「私はすごく怖がりで、あまりホラー映画を見ないの。今でも、洗面台の上の鏡付きの小窓を開けられない。何かが飛びかかってきそうで怖くって。シャワーカーテンを開けるのにもビクビクよ。誰もいない家で電話が鳴ると、ギョッとするの、ホラー映画で見た場面が忘れられなくて」と苦手なジャンルであることを明かしている。
ホラーが得意ではない彼女だが、共演者にアーロン・エッカート(『ダークナイト』)の名を見つけ本作への出演を承諾。「アーロンと共演したかったの。彼は本当に素晴らしい俳優だと思うからよ」と絶賛。「アーロンは一風変わったクールな悪魔払いを演じているの。そのスタイルは、従来の悪魔払いの方法とは違うんだけど、私はこの人なら息子を助けてくれると直感するの。瞳の奥には秘めた力があり、その力で彼の家族を殺した悪魔に立ち向かい、たたき出そうとする。苦しみを抱えたエンバー役をアーロンは見事に演じてみせたの」
また、虐待的な元夫との争いで窮地にあるシングルマザー役を絶好のチャンスと捉えた。「子どものためなら、どんなことでもやる覚悟があるこのキャラクターが気に入ったの。リンジーは子どもの父親と別居している。個人的に、それがいいことなのかどうかはわからないし、リンジーが100パーセント正しいとは思ってないの。私が思うこの役は、平板で一面的な女性ではなく、もっと立体的なキャラクターなの。家族ドラマの要素がストーリーをよりリアルに感じさせるようにね」と演じる役について語っている。
カリスが絶賛するアーロンとの共演を果たした『ドクター・エクソシスト』は11月25日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ドクター・エクソシスト』
© 2016 Incarnate Productions, LLC. All Rights Reserved.