スター・トレック・シリーズの最新ドラマ『スター・トレック:ディスカバリー』(以下『ディスカバリー』)で、詐欺師のハリー・マッドを演じているレイン・ウィルソン(『ザ・オフィス』)。その彼が、同役を主人公に据えたスピンオフを要望していることを、スター・トレック公式サイトが伝えた。
『ディスカバリー』のシーズン2制作が決定したというニュースを受け、レインは同サイトのインタビューにおいて、「シーズン2の第4話あたりでやってほしいことがあるんだ」と発言。
そしてレインは、「ディスカバリーのクルーはマッドに遭遇する。彼は商船を手に入れて、クレージーな乗組員を従えている。銀河系のあちらこちらを周ってひと儲けを企むマッドは、いろいろなトラブルに巻き込まれる。スピンオフの設定がこれで出来上がりだ。マッドが主人公のスピンオフが、俺の理想なんだよ」と続けている。
なお、英Digital Spyが今年の8月に伝えたところによると、製作総指揮者のアレックス・カーツマンが、スター・トレック・シリーズの番組が今後さらに作られる可能性はあると示唆したそうなので、もしかしたらレインの要望も夢物語ではないかもしれない。
ハリー・マッドは、オリジナル・シリーズ『スター・トレック/宇宙大作戦』で計2話登場し、ファンの記憶に強く焼きついているゲストキャラクター。『ディスカバリー』ではその若き頃をレインが演じ、コミカルなイメージの強い同キャラクターの新境地を切り拓いている。
『スター・トレック:ディスカバリー』は日本ではNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:レイン・ウィルソン
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