『THIS IS US』シーズン2、ケヴィン・スペイシーを話題にしたセリフがカットに

話題のドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』で、ケヴィン・スペイシー(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)対し、子役時代のアンソニー・ラップ(『スター・トレック:ディスカバリー』)への性的アプローチ疑惑が持ち上がった報道で、あるセリフが急遽カットされる事態が発生した。米Deadlineらが報じている。

カットされたのは、アメリカで10月31日(火)に放送されたシーズン2の第6話「The 20s(原題)」というエピソード。この中で、ジャスティン・ハートリー演じるケヴィンのルームメイトが、「ケヴィン・スペイシーと映画で共演することが決まった」と発言するシーンがあり、それが今回カットされる対象となった。このシーンは今回の疑惑報道より何週間も前に撮影されていたという。

製作プロダクションである20世紀フォックステレビは、「ケヴィンの報道により、彼の名前を出していたセリフのシーンを削除することを決定しました」とコメントを発表した。『ハウス・オブ・カード』は、現在撮影中のシーズン6をもって終了、現在行われている撮影も無期限に中断することが決まっている。

また、シーズン4まで製作総指揮を務めたエリック・ロスの脚本によるスピンオフ製作や、その他2本のスピンオフの企画も浮上していることはお伝えした通り。意外なところで、ケヴィンのスキャダルが『THIS IS US/ディス・イズ・アス』に影響をもたらした結果となった。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『THIS IS US 36歳、これから』
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