カントリー音楽の世界を描く『Nashville』、シーズン6で再び幕を降ろすことに

カントリーミュージックのショービズ界と政治を描く人気ドラマ『Nashville(原題)』が、来年1月にスタートするシーズン6を以って終了することが分かった。英Digital Spyが報じている。

2012年にスタートした本作は、2015年~2016年に放送されたシーズン4まで米ABCにて放送されていたが、18歳から49歳までの平均視聴率は1.8パーセントであり、全体で670万人の視聴者数という数字で打ち切りが決定。

その後、米CMTにて復活が決定し、今年初めにシーズン5が放送。来年放送開始のシーズン6への更新も決定していた。しかし、米Entertainment Weeklyによれば、それ以降にシリーズが継続する見込みはないという。

製作総指揮のマーシャル・ハースコヴィッツは、「我々『Nashville』のチームは皆、これまで支えてくれたファンの方々に心から感謝しています。彼らのおかげで、非凡なキャラクターたちのこの物語を、CMTで続けていくチャンスを得ることができたのですから」とファンへの感謝を述べ、最高のファイナルシーズンにすると宣言。

また、映画製作・配給会社のライオンズゲートのTV部門代表ケヴィン・ベッグス氏も、「才能溢れるキャストやクルー、独創性に優れたショーランナーたち、そしてCMT、Hulu、ABCスタジオという偉大なパートナーからサポートしていただけ事を大変光栄に思っています」とコメント。

続けて「最も大切なことは、全力で応援してくれた『Nashville』のファンの皆さんへ感謝を伝えることです。そのためにシーズン6を最も刺激的で思い出深いシーズンにするつもりです」と、1度目の打ち切り後もサポートしてくれたファンのための最終章にすると語った。

シーズン6の詳細は明かされていないが、来年8月に感動的な最終回を迎えることになりそうだという。『Nashville』ファイナルシーズンは、2018年1月から米CMTにてスタート。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Nashville』で主演を務めたヘイデン・パネッティーア
(C)Hubert Boesl/FAMOUS