『デスパレートな妻たち』エヴァ・ロンゴリア、"スペイン版『ダウントン・アビー』"をリメイク

人気ドラマ『デスパレートな妻たち』のガブリエル役で知られるエヴァ・ロンゴリアが、米ABCにて新作ドラマを製作することが明らかになった。米Deadlineらが報じている。

『Grand Hotel(原題)』というタイトルの新作は、スペインで3シーズンに渡って人気を博した同名のメロドラマの米リメイク版。IMDbで8.5という高い評価を誇る本シリーズは、"スペイン版『ダウントン・アビー』"とも言われている。

この度エヴァが手がけるリメイク版は、マイアミのホテルを舞台に、その経営者である家族やスタッフの壮大な秘密が、美しいホテルの外観の裏に埋めいているという物語。ブライアン・タネン(『デビアスなメイドたち』『グレイズ・アナトミー』)が脚本を担当し、タネンはエヴァとともに、製作総指揮も務める。

ABCは以前にも別の脚本家による、カストロ政権前のキューバ・ハバナを舞台にした同作を製作しようとしていたが、今回はタネンを迎えいれ、新たな設定で製作が進むことになったようだ。

『デスパレートな妻たち』への出演で女優としての知名度を上げたエヴァだが、最近では製作者としてTVシリーズに携わることも多く、『Telenovela(原題)』や『デビアスなメイドたち』、さらに米ABCにて製作される80年代の人気ドラマシリーズ『私立探偵マグナム』のリブート版『Magnum P.I.(原題)』や移民を題材にしたドラマ『Lucky Boy(原題)』でも製作総指揮を務めることが発表されている。女優としては、『Empire 成功の代償』シーズン3にシャーロット・フロスト役でゲスト出演をしている。(海外ドラマNAVI)

Photo:エヴァ・ロンゴリア
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